この場所で薬局を始めたのは、一つの「縁」からでした

最初から前橋で開業すると決めていたわけではありません。開業に向けて動く中で生まれた一つの縁から、前橋・前箱田でえがお薬局を始めるまでを振り返ります。
「なぜ、この場所で薬局を始めたんですか?」
そう聞かれることがあります。
実は、最初から「前橋で薬局をやろう」と決めていたわけではありません。
私は群馬県安中市で生まれ、大学は千葉県へ進学しました。卒業後は東京で薬剤師として勤務し、その中で少しずつ「いつか自分で薬局を開業したい」という思いを持つようになりました。
当時考えていたのは、できれば東京、埼玉、群馬あたりで開業できたらいいな、というくらいです。
「絶対にここでやりたい」という場所が、最初からあったわけではありませんでした。
前橋との出会いは、一つの「縁」から
開業したいと思い、実際に動き始めた中で出会ったのが、前橋での薬局開業の話でした。
そのときに医療機関の方々とのつながりが生まれ、話をしていく中で、「ここで一緒にやってみたいな」と思うようになりました。
振り返ってみると、本当に一つの縁だったと思います。
そこから、前橋という場所について少しずつ知るようになりました。
開業前には計画を立てるために地域のことも調べました。ただ、当時は私自身、何をどう調べればいいのか分からないことも多く、とにかく一生懸命調べていたのを覚えています。
その中で、高崎や前橋であれば、自分がやりたいと思っている薬局をつくれるのではないか。そう考えて、ここでの開業を決断しました。
いろいろな世代の方が暮らす、住宅地の薬局に
開業前から思い描いていたことの一つが、若い世代からご高齢の方まで、さまざまな世代の方に来ていただける薬局にしたいということでした。
そのため、たくさんの方が暮らす住宅地の中に薬局があることも、自分にとっては魅力の一つでした。
そして、前橋の前箱田で開業して、2026年10月で2年を迎えます。
実際にこの場所で薬局を続けてきた今、この地域の良さをあらためて感じています。
この地域には働いている方も多く、医療機関を利用する方はもちろん、医療や介護に関わるさまざまな職種の方々もいらっしゃいます。
私がやりたいと思っていた、薬局だけで完結するのではなく、医療機関や地域のさまざまな方々と連携していく薬局づくり。
それを目指していくうえで、前箱田はとても恵まれた環境だったのだと、開業してから気づきました。
この場所で、少しずつできることを増やしていきたい
開業を決めた理由には、地元・群馬であることへの安心感もありました。
そしてもう一つ大きかったのが、これからの医療を考えたときに、医療機関との連携や在宅医療など、自分が力を入れていきたいことを、この場所なら実現できるのではないかと思えたことです。
最初から前箱田を目指していたわけではありません。
一つの縁からこの場所を知り、ここで薬局を始めました。そして、実際に続けてきたからこそ見えてきたこともたくさんあります。
これからも地域の方々や医療・介護に関わる皆さんとのつながりを大切にしながら、この場所で私たちにできることを、一つずつ増やしていきたいと思っています。


