薬剤師を目指したきっかけと、今感じているやりがい

母の仕事をきっかけに薬学部へ進み、さまざまな働き方に興味を持ちながら、現場の薬剤師として歩むことを決めるまで。今感じている仕事のやりがいとともに振り返ります。
私が薬剤師という仕事を知るきっかけになったのは、母の存在でした。
母はもともと病院で薬剤師として勤務し、その後、調剤薬局で働いています。今も現役の薬剤師です。
高校生の頃、自分は将来何を仕事にしたいのだろうと考えたとき、身近にあったのが母の仕事でした。
身近にいた薬剤師が、最初のきっかけでした
私はもともと理系の科目が好きでした。
ただ、高校生の頃は、世の中にどんな仕事があるのかを知る機会もそれほど多くありませんでした。母から薬剤師の仕事について聞いたり、公務員として働く父から仕事の話を聞いたりしながら、自分の進路を考えていました。
その中で、資格を持って働くということにも魅力を感じ、薬学部への進学を決めました。
大学に入れば、当然ながら薬剤師になることが一つの目標になります。
一方で、当時の私は薬局だけを見ていたわけではありません。企業で働くことやMRという仕事、病院薬剤師にも興味がありました。
いろいろな働き方を知っていく中で、少しずつ薬剤師という仕事への興味も強くなっていきました。
「まず自分が現場を知らなければ」と感じたこと
薬剤師の資格を取得した後、私は薬剤師の新卒採用や教育に関わる機会がありました。
その仕事にも興味がありましたが、そこで一つ感じたことがあります。
薬剤師を採用したり教育したりするのであれば、自分自身が薬剤師として現場を知らなければ、実際に働いている人との間にどうしてもズレが生まれてしまうのではないか、ということです。
だからこそ、まずは自分自身が現場の薬剤師としてしっかり経験を積みたいと思うようになりました。
「薬剤師として働いていこう」と自分の中ではっきり決めたのは、最初に勤めた会社で働いていた頃だったと思います。
「ありがとう」が、今のやりがいになっています
そして今振り返ると、薬剤師になってよかったと感じています。
薬剤師の仕事では、患者さまと直接お話をしながら、お薬を安心して使っていただけるようにサポートする場面がたくさんあります。
その中で、
「ありがとう」
>
「また来るね」
と声をかけていただけることがあります。
もちろん、仕事としてやるべきことをしているだけなのかもしれません。
それでも、目の前の方から直接そうした言葉をいただけることは、私にとって大きなやりがいになっています。
最初から強い決意を持って、薬剤師だけを目指していたわけではありません。
母の仕事をきっかけに薬学部へ進み、いろいろな仕事に興味を持ち、実際に働きながら少しずつ薬剤師という仕事に向き合ってきました。
だからこそ今は、これからも薬剤師として経験を重ねながら、目の前の患者さまに少しでも喜んでいただける仕事をしていきたいと思っています。


